ACCESS講座

I印刷について

最後に「印刷」について説明します。
以前、抽出や集計を使って優良顧客を調べました。この結果を利用して、販促ハガキを送付したいと思います。アクセスでは「レポート」という機能を使えばアクセスだけでテーブルやクエリのデータを直接印圧できます。しかも一度レポートを作成しておけば、最新データを基に、抽出から印刷までの"定型処理"をボタン一つでできるようになります。
ここでは、過去半年の間に高額取引があった20件えおクエリで抽出し、ハガキに宛名印刷してみましょう。
まずは、前回作った「顧客抽出」クエリを改良し、東京の顧客の中から"最近半年間"で10万円以上の高額取引のあった顧客ベスト20を抽出します。

まず、「顧客抽出」クエリをデザインビューで開き、"最近半年間"という検索条件を指定するため、新たに「販売日」をフィールドに追加する@。「販売日」の「抽出条件」欄には現在の日付を求める「Date」関数を使い『販売日が今日の180日前(=半年前)以降』という抽出条件を設定する。 「抽出条件」には「>Date()-180」と入力するA。さらに「集計」には「Where条件」を選択するB。 次にツールバーの「トップ値」欄に「20」と入力すれば上位20の優良顧客を抽出できる。
これで宛名データが用意できました。変更したクエリは忘れずに上書き保存しておきましょう。
次に、レポートの「はがきウィザード」を起動します。
「オブジェクト」欄で「レポート」を選び、「新規作成」ボタンをクリックする。立ち上がった画面の一覧から「はがきウィザード」を選択し、「基になるテーブル・・・」で「顧客抽出」クエリを選択します。
テンプレートは「普通はがき」を選択し、「横書き」を選択する。
レイアウトを見ながら、各フィールドをの印刷位置を指定する。「敬称」だけは「御中」と手入力する。
ここには自社の住所を入力する。入力後、「次へ」を押しフォントを決める。完了を押すと自動的にプレビューの画面が立ち上がる。作成直後の状態では用紙サイズが合っていないので変更をします。
「ファイル」メニューから「ページ設定」を選び、「ページ」タブを表示する。「用紙サイズ」で「はがき」を選択します。
ハガキの大きさで正しくプレビューが表示されたら、移動ボタンをクリックして宛名を順に確認する。「印刷ボタン」を押せば、宛名を印刷できます。

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