ACCESS講座
@テーブルの作成

テーブルは図のような"要素"を持っています。アクセスでは1件のデータを「レコード」という。これから作る「顧客台帳」テーブルでは、1人の顧客に関する住所や名前などの情報のまとまりが、ひとつのレコードとなる。また、顧客の「住所」や「電話番号」といったデータの各項目を「フィールド」といいます。
さらに「テーブル」には、一つ一つのレコードを区別する"背番号"の役割を持つ「主キー」が必ず必要になります。
●では実際に作成しましょう
 データベース作成するには、「テーブル」を作成する。アクセスでは管理する情報の"まとまり"ごとにテーブルを分けるのが原則。「オフィス家具の販売」データベースでは、顧客の情報を管理する「顧客台帳」と、商品の情報を管理する「商品台帳」、販売の履歴を管理する「販売データ」の3つのテーブルになる。

準備するテーブルは・・・

@顧客台帳テーブル
 名前、住所、電話番号など顧客に関する情報をまとめて管理する

A商品台帳テーブル
 商品名、単価、写真データを管理

B販売データテーブル
「どの顧客が、どの商品を、いつ、何個買ったか」という情報を管理する

●まずは「顧客台帳」テーブルを作成します

画面左で「テーブル」を選び、右側で「デザインビューでテーブルを作成する」をダブルクリック。開いた画面で「フィールド名」を入力し、「データ型」を指定していく。
「顧客台帳テーブル」には6つのフィールドを作る。
顧客番号には「オートナンバー型」を設定し、その他、顧客名、顧客名カナ、郵便番号、住所、電話番号の「データ型」は「テキスト型」にする。
全てのフィールドを指定したら、「顧客番号」の左端を右クリックで「主キー」に設定。 その後、名前を付けてテーブルを保存する。顧客番号は「オートナンバー型」なので、新しいコードを作成するたびに新しい通し番号が自動的に振られる。

A「商品台帳」「商品データ」テーブルを作成する →

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