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今まで、ネットワークの接続をみてきました。ここでは前に説明したインターネットサーバをどのように接続するか見ていきましょう。 図38 図38にインターネットサーバをインターネットに接続した状態を示しました。これは単純にネットワークに接続してルータ経由で外部のインターネットと接続します。(もちろんルータもハブに接続しています。)
図39 インターネットと同じように最近イントラネットという言葉を聞いたことがあると思います。Webや電子メールの機能は学校内又は企業内の連絡や情報の交換に使っても有効なので、外から隔離された状態でこれらの機能をもったサーバを設置して利用することがあります。このように使い方をインターネットに対してイントラネットと呼んで、そのサーバをイントラネットサーバと呼んでいます。名前はインターネットサーバとイントラネットサーバで違いますが、サーバとしての機能はまったく同じで、ただ呼び方がちがうだけです。
図40 イントラネットの場合でも、内部のパソコンからインターネット上のホームページ等を見たいものです。そんな場合、イントラネットとインターネットを接続した状態を図40に示しました。図38との違いは、中から外の情報はみたいが、外からは中のイントラネットサーバにはアクセスしてほしくないということです。 図41 インターネット上の不正アクセスなどがニュースで報道されています。これは、悪意を持った人がサーバなどに入り込み、中身を変更したり、大切なデータを削除したりします。これらに対応するため、インターネットサーバをインターネットにつなぐ場合もファイアーウォールで接続します。図41では外部からWebのアクセスはできるが、FTPの機能が使えないようにルータを設定したところです。これによって外部の人はホームページはみれますが、FTPを使ってインターネットに不正なファイル等を転送できなくなります。 |
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