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ここでは、ルータやファイアーウォールなどに、どのようなものがあるのか見ていきましょう。 図42 図42は、専用ルータでの接続例を示しました。これはルータが独立した機械になっています。 図43 図43にはパソコンルータとして使った例を示しました。パソコンにルータの機能を持つプログラムを入れることにより、ルータとして動作させることができます。この場合ルータのパソコンには2枚のネットワークカードを入れて一つを外のインターネット、もう一つを内部のネットワークにつなぎます。またパソコンにファイアーウォール用のソフトを入れることで安全で高機能のファイアーウォールを構築することもできます。 図44 図44のようにプロキシサーバ(Proxy Server:意味としては代理サーバ)をファイアーウォールとして使う場合があります。ルータでファイアーウォール構成した場合は、内部のネットワークと外部のインターネットの間のデータの流れを制御することにより実現しています、例えばこのデータは流す、このデータは流さないというような機能で、Bさんからデータを送信した場合は、あくまで外部にはBさんからきたデータということがわかります。電話の世界でいうならば、ルータは電話の交換手のようなもので、たとば、あなたが電話をある会社にかけた時、その交換手が電話をとりつぐようなものです。交換手の判断であなたを相手の電話につながないかもしれません。
図45 図45にはプロキシサーバを使用する場合のもう一つの利点を示しました。また、電話の世界に戻りますが、 交換手に同じような質問がきたとします。交換手は担当の人にその質問を一回一回問い合わせてもいいのですが、もう答えが分かっているため、交換手が直接答えることもできます。
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