インターネットサーバを持つには

前回までインターネットを使うことを考えてきました。しかし実際にホームページを見たり、メールを送ったりするためにはサーバという装置 が稼動しています。サーバはネットワーク上で様々なサービスを提供するコンピュータのことで、家庭用パソコンでも、サーバ用ソフトウェアを 入れることにより、サーバとすることが可能です。
ここではインターネットや、TCP/IPをより深く理解するため、インターネットのサーバについて考えていきましょう。

 

図14

インターネット上で、やりとりがあれば、それは何らかのサーバを使用していることになります。例えば、電子メールを利用すればメールサーバを、 自分のホームページを持っているならば、そのホームページはWebサーバにはいっているはずです。そして他の人は、Webサーバにアクセスすることで あなたのホームページを見ているのです。インターネット上のサーバはそれぞれ機能ごとにサーバが分かれています。 また、通常個人でインターネットを利用する場合、サーバは大抵プロバイダのサーバを借りている形になります。 プロバイダのサーバを使用する場合、利用方法などに制限があります。そこで家や学校、企業等自前でサーバを持つことも可能です。 自前でサーバを持つ利点は、自分自身でいくつもメールアドレスを作ることができます。また、Webサーバを持つことで、複雑な内容の ホームページを作ることもできます。