インターネットにつながるということ

今や、インターネットという言葉はごく当たり前に聞かれる言葉です。 会社や学校でインターネット、家庭でもインターネット。 政府はインターネットを利用した電子政府プロジェクトを策定しました。
これだけ身近にある言葉ですが、「インターネットとは何?」とあらたまって聞かれると困ってしまうかと思います。
ここでは、はじめにインターネットとはどのようなものか考えていきましょう。

コンピュータやパソコン等を繋いだものをネットワークといいます。



図1

図1の2台のコンピュータを見てください。この2台をケーブルで繋がれています。これがネットワークの最も簡単なモデルです。 ネットワークを使うと繋がったコンピュータのデータを送ったり、受けとったりできるようになります。 ネットワークは規模によって、LANやWANに分類することができます。


 

図2

図2は先ほどの図1のコンピュータを3台に増やしたものです。これで3台のコンピュータは繋がれました。 これを4台5台と増やしていくとコンピュータは複雑に繋がっていきます。
インターネットは世界中のコンピュータやパソコンが繋がった巨大なネットワークですが、始まりはこの3台です。 はじめにあったネットワークに次々とコンピュータが繋がれてゆき、繋がれたコンピュータが数百、数千万台にもなったものが、 現在のインターネットです。
インターネットにははっきりとした中心や、責任者はいません。 インターネットは会社でもなければ、「インターネット」という組織でもありません。 だからこそ、インターネットは「自由」と言われているのです。