CDアルバム管理ソフトを作ってみよう!
●テーブルの作成●
 
ではまず、テーブルを作りましょう。
アクセスをたちあげて、新規ファイルを作成してください。
今回はテーブルをメインとサブの二つ作成します。
まずはメインテーブルを作成して下さい。
 
名前は「tbl_main」としました。テーブルを作るときは「tbl_○○…」、クエリーの時は「qry_○○…」というようにしておくと、後で判別がつきやすくて便利です。
 
IDという名前のフィールドをオートナンバー型で作りました。
オートナンバーは一つのテーブル内に一つのフィールドしか指定できませんが、今回はサブテーブルを作成するので必ず必要です。
 
入力日のデータ型は日付/時刻型として、書式は「日付(L)」としておくとみやすいでしょう。
それから値要求を「はい」に設定します。これはフィールドに値が必要かどうかを示すプロパティです。
「はい」とした場合、空白を許可せず、空白の場合はエラーメッセージが表示されます。
 
アーティスト名のデータ型はテキスト型にし、フィールドサイズは50とし、値要求は「はい」にします。
 

タイトル名のデータ型もテキスト型にし、フィールドサイズは50値要求を「はい」とし、インデックスを設けて「はい(重複なし)」にします。これは、同じアルバム名の入力を許可しない、ということです。

 
全曲数のデータ型は数値型とし、フィールドサイズは最小容量のバイト型にし、値要求は「はい」にします。
 
全演奏時間は日付/時刻型とし、書式は「時刻(L)」とし、値要求は「いいえ」にしておきましょう。
 
入手区分はテキスト型で、フィールドサイズは12、値要求は「はい」とします。
 
種別にはアルバムかシングルかのデータを入れるので、テキスト型、フィールドサイズは10、値要求は「はい」とします。
 
備考メモ型にし、値要求は「いいえ」とします。
 
 
これでメインテーブルができました。
次にサブテーブルを作成します。
今度は「tbl_sub」という名前で作りました。
 
IDはオートナンバー型で作ります。キーを設定します。
 
番号は数値型で、フィールドサイズは必ず長整数型を指定します。このフィールドがメインとサブを繋ぐ要です。
 
連番は、アルバムの中で何番目の曲であるかを格納します。データ型は数値型で、サイズは長整数型です。
規定値は必ず空白にします。ここに何かデータが入っているとあとで不都合が起こります。
 
曲名はテキスト型でサイズは50でいいでしょう。値要求は「はい」インデックスは「はい(重複あり)」とします。
 
演奏時間は日付/時刻型、書式は「時刻(L)」、値要求は「いいえ」にします。
 
区分には、どの時間帯に一番似合うかを格納します。テキスト型、サイズは10、値要求は「はい」にし、インデックスを設けて「はい(重複あり)」にします。
 
ランクにはアルバム収録曲に、1から5までのランクを振っていきます。
テキスト型、フィールドサイズは10、値要求は「はい」にします。
 
etcには、アルバム収録曲についての特記事項を格納します。
データ型はテキスト、もしくはメモ型にします。
 
以上でサブテーブルの作成が終わりました。
もしもフィールドサイズがわからなければ、テキスト型は255(規定値)、数値型は長整数型にしておけば大抵大丈夫です。
また、説明の欄にはできるだけ適語句を入力したほうが後で見やすいです。
今回は一応、テーブルからのデータ入力を想定しないで作っています。
では、次はリレーションの説明に移りましょう!
 
 

 

 
 
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