文字列 |
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■文字列の色々な処理 |
文字列とは、文字の集合のことをいいます。PHPには文字列に関する関数などが用意されていて色々な処理が |
行えます。
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■文字列の表示 |
これまで文字の表示にはechoを使用してきましたね。記述方法を思い出してみましょう。
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echo "文字列"; |
実はもう一つ、文字列を表示する関数があります。それはprintです。 |
print "文字列"; |
と記述します。両方全く同じように出力されます。 |
echoとprintの違いは、 |
print・・・エラー時にfalseを、成功時にtrueを返す。 |
echo・・・複数の値を一度に出力できる。 |
基本的にはどちらを使用してもかまいません。 |
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■文字列のエスケープ
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「"」(ダブルクォーテーション)などの記号を文字列として表示したい場合、 |
そのままでは表示されないため、エスケープ処理してあげないといけません。
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print "\"ダブルクォーテーションのエスケープ\""; |
このように表示したい文字の前に\を入力します。 |
・エスケープすべき文字種 |
' (シングルクォーテーション) |
" (ダブルクォーテーション)
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\ (バックスラッシュ) |
t (タブ記号) |
n (改行記号)
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$ (ドル記号) |
r (キャリッジターン) |
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■文字列データの連結
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文字列を連結するためには、変数に文字列を代入して、「.」または「+」などの記号で結合します。 |
例: |
$string1 = "文字列の";
$string2 = "連結";
print($string1. $string2); |
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■文字列の置き換え |
文字列データから、特定の文字列を取り出して他の文字列に変換することを「文字列の置き換え」といいます。 |
この処理を行うには「str_replace()関数」を使用します。以下のように記述します。
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str_replace("置き換え対象の文字列","置き換えする文字列","最初の文字列"); |
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$string = "文字列の置き換え前";
$before = "置き換え前";
$after = "置き換え後";
$kekka = str_replace($before, $after, $string);
print($kekka); |
「文字列の置き換え後」と表示されます。 |
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