スター型ネットワークとは、ハブを中心として、ネットワークに接統するそれぞれのコンピュータが
放射状に接統されるもので、その様が星型となることからこの名前が付けられています。
スター型のネットワークには一般に10BASE−Tというケーブルが用いられます。このケーブルは
10BASE−2や10BASE−5などの同軸ケーブルに比べてノイズに弱いという欠点がありますが、
軽量で扱いやすく、オフィス内のレイアウトが入り組んでいても対応でき、更にオフィスのレイアウ
トを変更する際にもハブからモジュラージヤックを外してコンピュータごと移動して再びハブに差し
込むといった簡単な作業で完了します。
スター型ネットワークの特長は、このように新規に加入者が増えても、他に影響を与えることなく
接続できるその拡張性の高さにありますが、ハブを介してネットワークが構築されるため、ケーブ
ルの本数が非常に多くなり、うまく配線をしないと複雑に絡み合ってしまうので注意が必要です。
スター型ネットワークは、1台のクライアントが誤動作しても、サーバやハブに異常が生じない限り
ネットワーク自体には影響が及ばないといった利点があります。
 

情報伝送の仕組み
スター型ネットワークでは、それぞれのコンピューターがハブと呼ばれる中央のネットワーク接続装置につながっています。ネットワーク上のコンピュータ間を伝送される情報は、すべてこのハブを通して送られます。
 
拡張性
スター型ネットワークは、ハブにあいているポートがあればケーブルを1本用意するだけで別のコンピュータに接続することができます。接続作業中もネットワークを停止させる必要はありません。
 
トラブルシューティング
スター型ネットワークの場合、コンピュータやケーブルのどれかにエラーが発生しても、ネットワークのほかの部分には影響は及びません。 ほとんどのハブにはネットワークの問題を検出する機能があるので、障害のある部分をネットワークから切り離す事ができます。ハブが故障した場合には、コンピュータ間で情報を伝達する事はできません。
 
 

 

 

 
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